「ジャパンモビリティショー2023」が開催/人と最新テクノロジーが調和した未来を体感できる展示多数

東京・有明にある東京ビッグサイトにて、「ジャパンモビリティショー2023」が開催中。これまでは「東京モーターショー」という名称で2年おきに開催していたが、2021年のコロナ禍での中止を経て、「自動車業界の枠を超えて、他産業やスタートアップ、来場されるお客さま含め、日本の未来を新しい仲間と一緒に創っていく」という思いのもと、「ジャパンモビリティショー」に名称を改めた。

出展社も大幅に多様化し、自動車メーカーのほか、モビリティ関連企業やスタートアップ企業など470社以上が出展。前回の192社を大幅に超える過去最高の出展数となった。

各自動車メーカーがコンセプトカーや新作EV車を発表する中、スバルは“空飛ぶクルマ”電動垂直離着陸機(eVTOL)を発表。ホンダは、ビジネスジェット「ホンダジェット」の模型を展示し、自動車に限らない多彩な展示が目を引く。

また、今回のもう一つの目玉企画である「Tokyo Future Tour」では、「こんなモビリティがある未来があったらいいなを感じる、未来の東京ツアー」をコンセプトに、「LIFE」や「EMERGENCY」「PLAY」「FOOD」といったシーンで、未来の東京を再現。177社が参加している。

「LIFE」エリアでは、演者たちがミュージカル形式で未来のモビリティのある暮らしを紹介。子どもから高齢者、足の不自由な人など、さまざまなシーンで自走式車いすなどのモビリティが活躍している。

映画『ゴジラ-1.0』とコラボした「EMERGENCY」エリアでは、街が破壊された状況下で災害用モビリティたちの活躍が描かれる。そのほか、自動運転によって積み荷から運搬、無人店舗での販売、自動調理など物流や店舗経営をサポートするモビリティが展示される「FOOD」なども見どころ満載だ。

「ジャパンモビリティショー2023」の一般公開は11月5日(日)まで。

開催概要
名称:Japan Mobility Show 2023
会期:2023年10月28日(土)~11月5日(日)
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)
公式サイト https://www.japan-mobility-show.com/

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